ハッシュ値とはファイル等のデータを元に一定の規則(ハッシュ関数)で計算した結果です。
例えば同じデータのハッシュ値を計算した場合には必ず同じ結果になります。ですのでファイルが同一かどうかのチェックや、パスワードの一致の判定等に利用されます。
ハッシュ値で現在最も利用されているのがMD5です。
ファイルのダウンロードリンクの横にMD5の文字が書いてあるのを見たことがあると思います。
ダウンロードしたファイルをもとに計算したMD5とサイトに記述してあるMD5が同じになれば本物のファイルであると証明できます。
これと同様にサイトでのパスワード認証する場合に入力されたパスワードのMD5と登録した際に計算したMD5を比較することで認証ができます。サイトの運用者はパスワードの流出も防げ、その結果利用者も不正にログインされるリスクが低くなります。
他のハッシュ関数に「MD2」「MD4」「SHA-1」「SHA-256」「SHA-512」「CRC32」等があります。
※元の文字列はUTF-8として扱います。他の文字コードを利用している場合は違う結果になりますのでご注意ください。
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MD5
SHA-1
MD2
MD4
SHA-256